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修習生のための就活インタビュー その8

井上・大森法律事務所の大山です。

不定期連載「司法修習生のための就職活動インタビュー」。第8回です。今回は新64期向けというよりは,65期,66期向けということになるかも知れません。

今回お話をお聞きしたのは,第二東京弁護士会のO先生です。

――O先生はいわゆる「四大」に所属されていますね。

はい,そうです。

――四大事務所ってどういう風に就職活動が行われているんですか?

択一の合格発表が終わった辺り,だいたい6月中旬からエントリーが始まります。

――O先生もそこでエントリーしたわけですね。

はい,そうです。四大のうち3つと,あともう1つ。

――エントリーシートの結果はどうだったんですか?

全部通りました。

――さすが(笑)

いえいえ,そんなことはないです。

――書類が通ったらどうなるんですか?

面接です。私のときは7月後半でした。今はもう少し早いように思います。

――マンツーマン?

そうです。

――その面接のあとは?

私が現在働いている事務所は,面接1回で終わりでした。

――え?そうなの?

この辺りは実はブラックボックスなんです。

――どういうこと?

私は1回で終わったんですが,同じく採用された人の中には,複数回面接があった人もいらっしゃいます。

――なるほど。

私は書類が通った4つの事務所のうち,現在所属している事務所のほかに,あと1つ内定をもらったんですが,そこは面接が複数回ありました。

――それが「ブラックボックス」という趣旨ですね。

そうです。面接回数については私にはよく分からないんです。

――ところで,さきほど2つ内定とお話いただきました。

はい。

――そうすると,2つはダメだったわけですが,この理由は何かありますか?

いや,それも分からないんです。2つ受かって,2つダメだった理由は,まったく分かりません。

――O先生から見て,O先生のような大手,四大に就職するためのポイントは?

成績ですね。大学と大学院の成績です。

――学校の成績ですか。

はい,そうです。あと,どこの大学か,大学院かというのも関係してくるのが現実だと思います。

――年齢は?

若い方がいいでしょう。あくまで私の感覚ですが,合格時30歳までです。それ以上の年齢の場合は,特記事項が必要です。

――会計士資格とかですか?

そうですね。会計士の資格まではいかなくても,たとえば銀行での勤務経験などですね。

――英語ができるということは?

できなくても構いません。できればプラスです。ただ,さきほど申し上げた学校の成績を覆すような力はないと個人的には思います。

――なるほど。司法試験の成績はどうですか。

それは全く関係ないです。

――そうなんですか?

はい。論文発表前に事実上決まりますから,司法試験の成績は関係がありません。同僚にはものすごい上位で合格している人もいますが,そういう人は学校の成績もいい。司法試験の成績より大学,大学院の成績です。

――裁判官,検察官になって抜ける人がいるでしょう?

はい。

――補充はあるんですか?

ありません。

――最後に大手渉外事務所に行きたい後輩の方々に一言。

少し長期の話になってしまいますが,大学院の成績を上げて下さい。大学の成績もいい方がいいです。学校の成績が最重要だと思っています。

――貴重なお話,ありがとうございました。


(後記)

私にとって大手渉外事務所というのはまさに「別業種」というイメージでしたが,非常に楽しそうにやっておられます。大学,大学院の成績が重要ということはかなり長期的展望な感じもありますが,興味がある人は早いうちから「準備」が必要ですね。




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by oyama-law | 2010-11-01 09:02 | 就活インタビュー