南森町から


by oyama-law
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カテゴリ:司法試験( 8 )

司法試験と弁護士実務

大阪南森町の弁護士事務所,井上・大森法律事務所の大山です。

司法試験と弁護士実務は同じか,違うか。

私は「全く同じ」と考えています。

それは司法試験も弁護士実務も「事情をしっかり把握することが重要」だからです。

理屈も重要です。私も執務の中で,理屈を争うこともあります。しかし,それ以上に「事情を把握することの重要性」をひしひしと感じています。

司法試験も同じですね。問題文をよく把握して,事情を理解する。それを自分の考えに反映する。強い事情は積極的に述べ,弱い事情,不利な事情からも逃げない。

試験まで2か月程度ですが,今やっていることは無駄ではありません。自分のこれから仕事に直結します。

受験生の方,頑張って下さい。

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by oyama-law | 2012-02-24 09:49 | 司法試験

予備校今昔物語

大阪南森町の弁護士事務所,井上・大森法律事務所の大山です。

現在,私はTAC・Wセミナーで講師をしておりますが,そもそも私はWセミナーの受講生で,Wセミナーの前身である早稲田セミナー時代からお世話になっています。

私が初めて司法試験予備校に行ったのは大学3年で20歳の頃だったわけですが,その頃の司法試験業界はそれは盛況で,クラスもすごい数があり,1クラスの受講生もすごい数でした。

今は,正直,その頃とは比べ物にならない数です。それはそうです。そもそも司法試験を目指す方が思いっ切り減っているので,当たり前です。

予備校のビジネス的観点からすれば受講生は多い方がいいに違いないでしょうが,教育的観点からすれば,私は今の方が良いんじゃないかなと思うんです。

これは「少人数教育は無条件に良い」という趣旨では決してありません。

しかし,講師の立場から見ると,全員の顔と名前が一致するというのは素晴らしいことです。私は答案練習会の講師を担当し,受講生の答案もすべて私が拝見しているのですが,一人一人の勉強の進度,答案のスタイル,良い点,直すべき点など,細かいところまで把握できます。

これは1つのアピールポイントではないだろうかと思っています。

一介の駆け出し講師としては,今後はもっと多くの受講生の方にご受講いただきたいですが,もしそれが叶った場合でも,今のようなきめ細かい指導をしていきたいものです。


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by oyama-law | 2011-10-25 12:22 | 司法試験

合格発表と新制度

大阪南森町の弁護士事務所,井上・大森法律事務所の大山です。

昨日は平成23年度新司法試験の合格発表でした。

新司法試験になってから,今年度で第6回なのですが,新司法試験がかかえる制度的欠陥がどうしようもないところまで来ていると思います。

ロースクール制度,いわゆる三振制度,修習費の貸与制度,弁護士の就職難など,問題があると言われていることが山積みです。

ロースクール制度を廃止すればいいのですが,それも現実的な解決方法ではないでしょう。自然淘汰は進んでいますが,当分は現状のまま。

このまま,第7回,第8回と試験は進んでいくことになるのでしょうか。


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by oyama-law | 2011-09-09 08:33 | 司法試験

択一合格後の想い出

大阪南森町の弁護士事務所,井上・大森法律事務所の大山です。

今年の新司法試験の択一の合格発表がありました。

択一に受かっている方が,この時期何をすべきか。そういう話題になることがあります。

私には「これをすべき」というのはありません。何でも好きなことをすればいいと思っています。

ですが,それでは記事を書く意味がないので,想い出話でも。

私は,ブログで書いたかツイッターで書いたか忘れましたが,試験初日(当時は択一が初日)の夜に某2ちゃんねるの有志の解答速報で自己採点をしていました。

ですから,択一の足切りを免れているだろうとは思っていたのですが,論文はダメだと思っていました。

そこで,試験が終わって一息ついた後は勉強を始めました。

が,それもそんなに長続きはしませんでした。

真夏になる頃には,自分に有利な分析結果のみを信じて「何とかなってんちゃうか」と楽観視し,あまり勉強しなくなっていました。

合格していたからいいものの,あの状態で不合格だと次はさらに厳しい状況になったかも知れません。今となっては反省すべき点です。

こんな私ですから,受験生の皆さんに対して「気を抜くな」とは言いませんし,言えませんが,少しは勉強をした方がいいように思います。

特に夏以降に要注意,ですね。

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by oyama-law | 2011-06-14 09:26 | 司法試験

今日から新司法試験です

大阪南森町の弁護士事務所,井上・大森法律事務所の大山です。

今日から司法試験です。

私も予備校講師の端くれとして,何か事前にコメントしようと思ったのですが,控えました。

直前期のアドバイスというのは,ハマればいいですが,逆に単なる「ノイズ」でしかない場合もあります。ですから,止めておこう,と。

夏くらいから予備校講師らしい記事も書いていくつもりではおります。

大阪は雨です。試験なのに雨というのは受験生には大変ですが,後半からは五月晴れも期待できそう。結果も五月晴れとなりますように。


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by oyama-law | 2011-05-11 17:46 | 司法試験
大阪南森町の弁護士事務所,井上・大森法律事務所の大山です。

新司法試験の選択科目。いろいろとあります。

どの科目もプロになったときに役に立ちます。なので,好きなのを選ばれると結構かと思います。

ただ,マチ弁になりたいと思うのであれば,お奨めはやはり倒産法か労働法でしょう。

私は倒産法選択でした。

ついこの間は破産事件が連発で来て「倒産法選択で良かった」と心から自分に感謝しましたが,最近は労働関係が連発で来て「なんでオレは労働法を選択しなかったんだ」と心から自分に怒りを覚えました。

何にせよ知らないことがあれば必死で勉強するのが弁護士ですが,どうしても付け焼刃の学習にならざるを得ません。

私はこれを「ドーピング」と呼んでますが,マチ弁になるのに倒産法も労働法もどちらも常にドーピングで済ますというのはなかなか勇気がいるでしょう。

ロー生で選択科目が決まっていないという方で,ステメンに「町医者のような弁護士になりたい」と書いた人は,倒産法か労働法を選択するのがよいと思います。

なお,倒産法や労働法は受験者数も多いので,情報が巷にあふれやすいという利点もあるように思いますね。

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by oyama-law | 2011-02-17 08:45 | 司法試験

予備試験

大阪南森町の弁護士事務所,井上・大森法律事務所の大山です。

今年から新司法試験の予備試験が始まります。

予備試験は,これに受かればロースクールに行かなくても新司法試験が受けられるというものです。

つまり,新司法試験受験資格の認定はロー経由と予備試験経由の2つがあるということです。

予備試験の魅力は金銭的な面でしょう。ローに2年も3年も何に使ってるのか分からないバカ高い授業料を払わないで済みます。

また,授業料免除を受けられる優秀層には金銭面のメリットはあまりないかも知れませんが,この場合はローでの2年や3年の時間の浪費を防ぐことができるというメリットがあります。

さらに,仕事を辞められないけども司法試験に挑戦したいという人にも予備試験はメリットになるでしょう。

予備試験の合格者がどれくらいになるかは不明ですが,予備試験の導入によって,ロースクール制度は変っていくのは確実です。

予備試験の合格者数は100とか200とかいう噂がありますが,仮に500を超えると,ローには死活問題になってしまいます。

特に司法試験の成績が奮わないローの中にはさらに潰れるところが出るでしょう。

しかし,それはそれで仕方がないことです。それが困るなら,卒業生を受からせればいいだけの話なのですから。

現行司法試験は今年は口述だけとなり,新司法試験の合格者数も気になります。適性試験の一本化も行われますし,今年の司法試験戦線は注目です。


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by oyama-law | 2011-01-10 21:46 | 司法試験
大山です。

鈴木宗男氏が上告棄却決定に対して異議申立てをして,棄却されました。

新司法試験の刑訴の択一試験では上訴からポロっと出るので,条文操作をやってみたいと思います。

今回の上告棄却決定は決定文にあるように,刑訴414条,刑訴386条1項3号による決定です。刑訴414条は上告審に控訴審の規定を準用するという規定であり,386条1項3号が控訴審の規定です。

386条には2項があって,385条2項の規定を準用しているので,385条2項を見ると,428条2項の異議申立てができるとあります。この条文の「その高等裁判所」を414条によって「最高裁判所」に読み替えることになります。

判例も,「最高裁判所の上告棄却決定に対しては,414条,386条2項により異議申立てをすることができる」としています(最大決昭和30年2月23日・刑集9・2・372)。

また,刑訴法415条には訂正の判決という条文がありますが,決定に対しての訂正申立てを415条によってすることはできません。これも414条,386条2項による異議申立てをすることになります(上記判例)。



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by oyama-law | 2010-09-17 09:12 | 司法試験