南森町から


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司法修習 その4 「修習地」

大山です。

司法修習の第4回は「修習地」についてです。

司法修習のうち実務修習は日本全国に分散して行われます。各地の地方裁判所の配属になるのです。私は大阪地方裁判でした。

この「大阪」とか「東京」とかいうのが「修習地」です。

修習地は修習に行きますと申し込む際に6つの希望を書きます。

この6つの希望はどこでも書けるというわけではなく,一定の制限があります。たとえば,A群と呼ばれる人気のある地区は2つまでしか書けませんし,第5希望と第6希望を書く場合はC群から選ばないといけません。

何もかかず,または,一部だけ書いて「以下一任」とすることもできます。

で,この希望ですが,はたしてどこまで希望が反映されているのか,まったく分かりません。

その修習地を希望する理由も書くことができます(たとえば,親の介護の必要性など)。

ちなみに私は,①東京,②千葉,③大阪,④奈良,⑤盛岡,⑥秋田としました。東京と大阪がA群で,千葉と奈良はB群。盛岡と秋田はC群です。

ここから大阪修習になりました。当時付き合っており,すでに婚約していた今の妻が東京の人間だったので,その旨を書いて「東京でよろしく」としたんですが,大阪を命ぜられました。

大阪を第1希望にしたのに大阪じゃなかった人もいますし,大阪を6つの中に書いてなかったのに大阪の人もいました。

私,これについて,とある裁判官に「修習地の希望って考慮されてるんでしょうか」と聞いてみたところ,分からないというお答えいただいた上で「我々の転勤の希望ですら考慮されていないと思われるので,修習生の希望は考慮されてないんじゃないだろうか」と冗談を仰られたのをよく覚えています。

ただ,個人的な意見ですが,東西交流的な考慮はあると思います。京都や大阪はどうしても,京大,阪大,市立大などのロースクールの出身の方が多く希望しがちです。そんな中,私のような関東のロースクールの人間が「大阪」と書くと,大阪になりやすいと思います。



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by oyama-law | 2010-09-18 19:14 | 司法修習